
Kimi K3.1 Pro API 料金:トークン単価・キャッシュ費用と計算例
Kimi K3.1 Pro と Highspeed の入力・出力・キャッシュ書き込み料金を比較。推論トークンの課金、1回のリクエストと月間予算の計算例も紹介します。
目次
1回のリクエスト料金は、入力、出力、キャッシュ、ツールの使用量によって変わります。この記事では各料金を整理し、1回のリクエストや月間数千回の呼び出しに必要な予算の計算方法を紹介します。
EvoLink で Kimi K3.1 Pro API を使う場合の料金
| 課金項目 | K3.1 Pro 標準版 | K3.1 Pro Highspeed |
|---|---|---|
| 通常入力 | $2.00 | $4.00 |
| 出力 | $10.00 | $20.00 |
| キャッシュ読み取り | $0.20 | $0.20 |
| キャッシュ書き込み:5分 | $2.00 | $4.00 |
| キャッシュ書き込み:1時間 | $4.00 | $8.00 |
入力の料金は、次の3種類に分かれます。
- 通常入力: 通常の入力単価で課金される内容。
- キャッシュ読み取り: 既存のキャッシュから正常に再利用された内容。
- キャッシュ書き込み: 新たにキャッシュへ保存され、有効期間に応じて課金される内容。
API リクエスト1回あたりはいくら?
Kimi K3.1 Pro はトークン使用量による従量課金で、1回あたりの固定料金はありません。短い質問、大量の文書、キャッシュ済みコンテキストを再利用する処理では、請求額が大きく異なります。
上記の単価で3種類の使用例を計算すると、次のようになります。
| 1回の使用量 | 標準版の料金 | Highspeed の料金 | 標準版で1,000回 |
|---|---|---|---|
| 通常入力2,000+出力1,000トークン | $0.014 | $0.028 | $14 |
| 通常入力100,000+出力10,000トークン | $0.30 | $0.60 | $300 |
| キャッシュ読み取り100,000+通常入力1,000+出力2,000トークン | $0.042 | $0.064 | $42 |
小さなリクエスト:標準版で0.014米ドル
通常入力2,000トークンを送り、出力1,000トークンを生成する場合は、次の計算になります。
Regular input: 2,000 ÷ 1,000,000 × $2 = $0.004
Output: 1,000 ÷ 1,000,000 × $10 = $0.010
Total: $0.014大きなリクエスト:標準版で0.30米ドル
通常入力100,000トークンを送り、出力10,000トークンを生成する場合は、次の計算になります。
Regular input: 100,000 ÷ 1,000,000 × $2 = $0.20
Output: 10,000 ÷ 1,000,000 × $10 = $0.10
Total: $0.30月額予算を見積もるには、典型的な使用量ごとにリクエストを分類し、それぞれの料金に予定回数を掛け合わせます。
Highspeed の料金は2倍になる?
Highspeed の通常入力、出力、キャッシュ書き込みの単価は標準版の2倍ですが、キャッシュ読み取りの単価は変わりません。
通常入力と出力だけで構成されるリクエストでは、同じ使用量ならトークン料金は2倍になります。
100,000 regular input + 10,000 output tokens
Standard: $0.30
Highspeed: $0.60キャッシュ読み取りが大半を占める場合は、差が小さくなります。
100,000 cached input + 1,000 regular input + 2,000 output tokens
Standard: $0.042
Highspeed: $0.064これらは単価の違いを示すため、トークン使用量を固定した計算です。実際の呼び出しでは、各レスポンスに報告される使用量を使って計算してください。
キャッシュ料金:初回書き込みと次回以降の読み取り
標準版のキャッシュ読み取り単価は通常入力の10分の1ですが、最初にキャッシュを作成するときには別途書き込み料金が発生します。
次の標準版リクエストを考えます。
- 再利用する100,000トークンのプレフィックスを、初回に5分間キャッシュへ書き込む。
- 通常入力をさらに1,000トークン送る。
- 課金対象の出力が2,000トークンある。
初回リクエストの料金は次のとおりです。
Cache write: 100,000 ÷ 1,000,000 × $2 = $0.200
Regular input: 1,000 ÷ 1,000,000 × $2 = $0.002
Output: 2,000 ÷ 1,000,000 × $10 = $0.020
First request total: $0.222次回以降に100,000トークンのキャッシュを正常に再利用できた場合は、次の料金になります。
Cache read: 100,000 ÷ 1,000,000 × $0.20 = $0.020
Regular input: 1,000 ÷ 1,000,000 × $2 = $0.002
Output: 2,000 ÷ 1,000,000 × $10 = $0.020
Subsequent request total: $0.042初回の書き込み後、残り9回がすべてキャッシュにヒットした場合:
Total for ten requests
= $0.222 + 9 × $0.042
= $0.605分と1時間のキャッシュ書き込み料金の違い
標準版のキャッシュ書き込み単価は次のとおりです。
- 5分:100万トークンあたり2米ドル。
- 1時間:100万トークンあたり4米ドル。
継続的な費用には、リクエストの回数と間隔の両方が影響します。同じ10回でも、キャッシュを再利用できる場合と、有効期限が切れるたびに書き直す場合では、総額が異なります。
推論トークンはどう課金される?
たとえば、課金対象の出力が合計10,000トークンで、その内訳が次のとおりだったとします。
- 推論トークン9,000。
- 最終回答のトークン1,000。
標準版の出力料金は次のとおりです。
10,000 ÷ 1,000,000 × $10 = $0.10推論トークンは出力の合計に含まれているため、もう一度足し合わせないでください。料金の計算には、API が報告する課金対象の出力総量を使います。
ツール料金と最低課金額
課金対象となる検索を3回行うと、追加料金は次のとおりです。
3 × $0.005 = $0.015ツール料金はモデルのトークン料金に加算します。検索結果を次のモデルリクエストへ渡すと、その内容によって入力使用量が増える場合もあります。
コードでトークン料金を計算する
次の JavaScript は標準版の参考単価を使っています。トークン数を自分の使用量に変えると、対応するトークン料金を計算できます。
// Standard Pro reference rates checked on October 27, 2026.
// Input categories must not overlap.
const tokens = {
regularInput: 1_000,
cachedInput: 100_000,
cacheWrite5m: 0,
cacheWrite1h: 0,
output: 2_000, // Includes billed reasoning tokens.
};
const ratePerMillion = {
regularInput: 2,
cachedInput: 0.2,
cacheWrite5m: 2,
cacheWrite1h: 4,
output: 10,
};
const tokenCost = Object.entries(tokens).reduce(
(total, [category, count]) =>
total + (count * ratePerMillion[category]) / 1_000_000,
0
);
console.log(`Estimated token cost: $${tokenCost.toFixed(6)}`);
// Estimated token cost: $0.042000ratePerMillion も更新します。よくある質問
Kimi K3.1 Pro の1トークンあたりの料金は?
標準版の基本単価を1トークンあたりに換算すると、次のようになります。
- 通常入力:0.000002米ドル/トークン。
- 出力:0.00001米ドル/トークン。
- キャッシュ読み取り:0.0000002米ドル/トークン。
これは課金区分ごとの単価です。リクエストの料金は、各区分で課金されるトークン数によって決まります。
キャッシュ読み取りが90%安いなら、リクエスト全体も90%安くなる?
いいえ。90%という削減率は、標準版のキャッシュ読み取り単価と通常入力単価を比較したものです。リクエスト全体には、出力、キャッシュ書き込み、ツールの料金が含まれる場合があります。
サイトによって表示料金が違うのはなぜ?
正確なモデル名、標準版か Highspeed か、提供元、通貨、課金単位、更新日を確認してください。公開定価、アカウント割引、特定の使用比率に基づく加重平均単価も、それぞれ異なる指標です。


