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Seedream プロンプトガイド 2026:4.0・4.5・5.0 Lite の書き方とコツ
チュートリアル

Seedream プロンプトガイド 2026:4.0・4.5・5.0 Lite の書き方とコツ

EvoLink Team
EvoLink Team
Product Team
2026年4月13日
19 分
Seedream API で画像を生成・編集するなら、出力の品質は prompt の書き方に大きく左右されます。このガイドでは、Seedream 4.0・4.5・5.0 Lite のすべてで使える実践的な prompt パターンと、バージョン別のコツを解説します。

これは一般的な「prompt エンジニアリング入門」ではありません。ここでの推奨事項はすべて、Seedream の API ドキュメントと本番ワークフローでの実績に基づいています。

まとめ

  • 被写体・スタイル・構図を具体的に指定する ― Seedream は構造化された prompt によく応答します
  • リファレンス画像を活用する ― テキスト記述だけでなく、画像でアイデンティティと一貫性を制御
  • テキスト描画(4.5 以上):prompt 内で描画したい文字を引用符で囲む
  • 複雑な構図(5.0 Lite):視覚要素だけでなく、論理的な関係性を記述する
  • バッチ生成n パラメータ)はバリエーション探索用であり、「どれか 1 枚でもうまくいけば」という使い方ではない

基本の prompt 構造

バージョンを問わず、良い Seedream prompt は一貫した構造を持っています。

[Subject] + [Action/Pose] + [Setting/Background] + [Style] + [Technical specs]
A woman in a navy blazer holding a coffee cup, standing in a modern office lobby with floor-to-ceiling windows, natural lighting, editorial photography style, sharp focus, 4K resolution

含めるべき要素

要素重要な理由
被写体モデルが焦点を把握するため"A golden retriever puppy"
動作・ポーズ指定しないと静止ポーズがデフォルトになる"running through a field"
場所・背景コンテキストが構図の品質を向上させる"on a white sand beach at sunset"
スタイルビジュアルのトーンと描画手法を制御する"cinematic photography, shallow depth of field"
技術仕様出力品質の方向性を指定する"4K, sharp focus, studio lighting"

避けるべきこと

  • 曖昧な prompt:"a nice picture of a dog" ― 情報が少なすぎて結果が不安定
  • 矛盾する指示:"minimalist design with lots of decorative elements"
  • ネガティブ prompt のみ:Seedream は「何が欲しいか」をポジティブに記述するほうが効果的
  • 極端に長い prompt:長ければ良いわけではありません。最も重要な 3〜5 要素に絞りましょう

リファレンス画像:使うべき場面と方法

Seedream の全バージョンは、image_urls パラメータでリファレンス画像をサポートしています。出力の一貫性を保つための最も強力な手段です。

リファレンス画像を使うべき場面

  • ブランドの一貫性:ロゴやカラーパレット、商品写真をアップロードして、出力をブランドに合わせる
  • キャラクターの一貫性:複数の画像で同じキャラクターを維持する
  • スタイル転写:目指すビジュアルスタイルのサンプルをモデルに提示する
  • 商品編集:商品写真をアップロードし、変更したい内容を記述する

リファレンス画像のコツ

  1. 入力の品質 = 出力の品質 ― 高解像度で照明の良いリファレンス画像を使いましょう
  2. 意図に合った画像を選ぶ ― スタイル転写ならスタイルサンプル、アイデンティティ保持なら被写体がはっきり写った画像
  3. 枚数は控えめに ― まず 1〜3 枚から始めて、一貫性が向上する場合のみ追加。Seedream 4.0/4.5 は最大 14 枚、5.0 Lite も最大 14 枚
  4. 明確な prompt と組み合わせる ― リファレンス画像がビジュアルの方向性を示し、prompt がそれをどう使うかを指示します

テキスト描画(Seedream 4.5 以上)

Seedream 4.5 は、生成画像内へのテキスト描画が特に得意です。以下の用途に活用できます。

  • 見出し付きの広告クリエイティブ
  • テキストオーバーレイ付きの SNS 投稿
  • ラベル付きの商品モックアップ
  • ポスターやバナー

テキスト描画のコツ

  1. 描画したい文字を引用符で囲む"SUMMER SALE 50% OFF" ― モデルは引用符内をリテラルとして扱います
  2. 配置を指定する:"text centered at the top of the image"、"headline in the upper third" など
  3. テキストは短く:3〜5 単語が安定して描画されます。長い文は崩れる場合があります
  4. フォントスタイルを指定する:"bold sans-serif text"、"elegant script font" など
  5. 高解像度を使う:2K や 4K 出力にすると、テキストが読みやすくなります
prompt の例
A minimalist poster for a coffee shop, white background, centered text reading "BREW & CO" in bold black sans-serif font, a small coffee cup illustration below the text, clean design, 4K resolution

バージョン別の prompt テクニック

Seedream 4.0 ― 生成特化

Seedream 4.0 は、リファレンスを活用したテキスト→画像生成に優れています。

  • 明確で直接的な記述を心がける ― 4.0 は曖昧な prompt に対する許容度が低い
  • n パラメータで 3〜5 枚のバリエーションを生成して最良のものを選ぶ
  • マルチリファレンス入力を活用して、バッチ内のキャラクターや商品の一貫性を保つ
  • 解像度を明示的に指定する:"1K"、"2K"、"4K"

Seedream 4.5 ― 編集・制作向け

Seedream 4.5 は、強化された編集機能とテキスト描画を備えています。

  • 画像編集:ソース画像をリファレンスとしてアップロードし、変換内容を記述
  • 画像内テキスト:描画したい文字を必ず引用符で囲む
  • マルチ画像編集:すべてのソース画像をアップロードし、統一的な変換を記述
  • 4K 出力:明示的に 4K を指定する ― モデルは高解像度向けに最適化が変わります

Seedream 5.0 Lite ― 深い推論と Web 検索

Seedream 5.0 Lite は、複雑な prompt を推論してから生成します。

  • 論理的な関係性を記述する ― 視覚要素だけでなく:"an infographic showing the relationship between A, B, and C where A leads to B"
  • Web 検索を有効にするweb_search: true)― prompt が現実のデータ、時事、事実に言及する場合
  • 科学的な図解:構造とデータの関係性を明示的に記述する
  • 詳細な prompt を書く ― 5.0 Lite の推論能力は、4.0 のように簡潔にするより、豊富な指示から恩恵を受けます

悪い prompt → 良い prompt の書き換え例

Seedream の出力品質を最も速く改善する方法は、「悪い例」と「良い例」の違いを見ることです。

例 1:商品写真

悪い例:
a picture of headphones

スタイル、背景、解像度、照明の指定がなく、モデルがすべてを推測しなければなりません。

良い例:
A premium wireless headphone in matte black, floating against a soft gradient background transitioning from light gray to white, studio lighting with subtle reflections, product photography style, sharp focus, 4K resolution

被写体、色、背景、照明、スタイル、解像度 ― すべての判断が明示されています。

例 2:テキスト付き SNS 広告

悪い例:
make an ad for a free trial

ビジュアル被写体、テキスト内容、スタイル、フォーマットの指定がありません。

良い例:
A young woman smiling while using a laptop in a bright cafe, text overlay reading "START FREE" in bold white sans-serif font with a subtle drop shadow, lifestyle photography, warm color tones, 9:16 aspect ratio

テキストは引用符で囲まれ、配置は "overlay" で示唆され、フォントスタイルが指定され、アスペクト比は配信先プラットフォームに合わせています。

例 3:科学的な図解(5.0 Lite 向け)

悪い例:
carbon cycle diagram

構造、ラベル、スタイルの指定がなく、汎用的な結果になります。

良い例:
An infographic showing the carbon cycle: atmosphere CO2 at the top, arrows flowing down to plants (photosynthesis), then to soil (decomposition), then to fossil fuels, then back up to atmosphere (combustion). Clean flat design, labeled arrows, white background, educational illustration style

論理的な流れがステップごとに記述されています。モデルの推論能力がこの構造を解析し、整合性のある描画を行います。


画像編集ワークフロー(Seedream 4.5)

Seedream 4.5 は編集に最適なバージョンです。完全なワークフローを紹介します。

ステップ 1:ソース画像をアップロード

元画像の URL を image_urls パラメータに渡します。これがモデルの編集の出発点になります。

ステップ 2:変換内容を prompt で記述

画像の現状ではなく、何を変更したいかを記述します。
背景の差し替え:
Change the background to a tropical beach with turquoise water and palm trees, keep the product and its shadow exactly as they are
ラベルの差し替え:
Replace the product label text with "NEW FORMULA" in the same font style and size, keep everything else unchanged
スタイル転写:
Restyle this product photo in a flat illustration style with bold outlines and pastel colors, maintain the same composition and product position

ステップ 3:具体的に追い込む

最初の結果が思い通りでない場合、最初からやり直すのではなく、prompt をより具体的にします。

  • ずれた要素には "keep the original [element] unchanged" を追加
  • 正確な位置を指定:"in the upper-left quadrant"、"centered at 1/3 from top"
  • モデルが誤って変更した箇所には "do not alter the [element]" を追加

おすすめのパラメータ設定

ワークフローごとに最適なパラメータの組み合わせが異なります。

ワークフローバージョンnsizeweb_search理由
コンセプトの素早い探索4.051K低コスト・高速・複数候補
商品カタログの生成4.012K安定した品質、コスト管理
テキスト付き SNS 広告4.532Kテキスト描画 + 数パターン
LP 用 4K ヒーロー画像4.514K最大解像度、単一出力
商品写真の編集4.512K精密な 1 枚ずつの編集
データビジュアライゼーション5.0 Lite12KYes推論 + 事実データの活用
クリエイティブイラスト5.0 Lite32KNo複雑なシーンに推論が効く

バッチ生成のベストプラクティス

Seedream の全バージョンは、n パラメータで 1 リクエスト最大 15 枚の画像を生成できます。
  • n=3〜5 で探索 ― 少数のバッチで最適な方向性を見つける
  • n=1 で本番生成 ― 良い prompt が決まったら 1 枚ずつ生成してコストを管理
  • 料金は比例n=5 は 1 枚あたりの料金の 5 倍
  • 同じ prompt でも異なる結果 ― バッチ内の各画像は、同じ prompt の異なる解釈です

よくある間違いとその対処法

間違い 1:矛盾するスタイルの詰め込み

問題: "cinematic photography, watercolor painting, pixel art, anime style" ― モデルは 4 つのスタイルを同時に適用できません。
対処: 1 回の生成につき 1 つのスタイルに絞りましょう。スタイルを比較したい場合は、異なるスタイルキーワードで別々にリクエストします。

間違い 2:欲しくないものばかり記述する

問題: "no people, no text, no dark colors, no buildings"
対処: "An empty meadow with wildflowers under a bright blue sky, soft pastel color palette, landscape photography" ― 欲しいものをポジティブに記述しましょう。

間違い 3:曖昧なサイズ指定

問題: "high resolution" ― 1K なのか 2K なのか 4K なのか、モデルには判断できません。
対処: 明確なサイズを指定します。"4K resolution" と記述するか、API リクエストの size パラメータに "2048x2048" を設定しましょう。

間違い 4:リファレンス画像なしで編集を期待する

問題: "Edit this photo to have a beach background" ― でも画像がアップロードされていない。
対処: 編集時は必ず image_urls でソース画像を渡してください。リファレンスがないと、モデルはゼロから生成します。

間違い 5:クリエイティブ prompt で Web Search を有効にする

問題: "A fantasy castle floating in clouds" で web_search: true ― Web 検索はコストと遅延を増やしますが、架空のコンテンツには何の価値もありません。
対処: web_search は prompt が現実のデータ、統計、時事を参照する場合にのみ有効にしましょう。

よくある質問

Seedream に最適な prompt の長さは?

Seedream 4.0 と 4.5 では、被写体・スタイル・主要な詳細をカバーする 2〜4 文が目安です。Seedream 5.0 Lite では、推論能力を活かすためにより詳細で長い prompt も効果的です。

複数の画像でキャラクターの一貫性を保つには?

image_urls でリファレンス画像を使います。キャラクターの鮮明な写真をアップロードし、prompt で新しいシーンやポーズを記述してください。Seedream の全バージョンで利用可能です。

Seedream は画像内にテキストを描画できますか?

はい。Seedream 4.5 と 5.0 Lite は高精度なテキスト描画に対応しています。prompt 内で描画したい文字を引用符で囲み、フォントスタイルと配置を指定してください。3〜5 単語が最も安定します。

画像編集用の prompt はどう書けばいいですか?

ソース画像をリファレンスとしてアップロードし、変更したい内容を記述します。例:"Change the background to a tropical beach"、"Replace the product label with the text 'NEW FORMULA'"。詳しい編集ワークフローは上記をご覧ください。Seedream 4.5 が編集に推奨されるバージョンです。

Seedream 5.0 Lite の Web Search はどんな prompt で使うべきですか?

web_search: true を有効にした場合、現実の具体的な情報を参照する prompt を書きます。例:"Create a chart showing Tesla's Q1 2026 revenue compared to Q4 2025"。モデルは生成前にデータを検索します。

テキスト描画が崩れる場合の対処法は?

テキストを英語 3〜5 単語に抑え、引用符で囲み、シンプルなフォントスタイル("bold sans-serif")を指定してください。長い文や複雑なタイポグラフィは避けましょう。2K や 4K の解像度にするとテキストの鮮明度が上がります。それでも崩れる場合は、より短い表現に言い換えてみてください。

毎回同じ結果を得ることはできますか?

ピクセル単位で同一の出力を得ることはできません。各生成は固有の結果になります。一貫したスタイル構図を得るには、リファレンス画像と具体的な prompt を組み合わせましょう。キャラクターの一貫性を保つには、常にキャラクターのリファレンス写真を含めてください。

料金の詳細は Seedream 料金ガイド をご覧ください。バージョン比較は Seedream ファミリー一覧 をご確認ください。

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